中国の著名な経済学者である林毅夫氏は16日、北京で、社会主義の新農村作りは2020年までに完了すべきであると述べた。
今年から、中国では、社会主義の新農村作りがスタートした。最も早くこの考えを提出した学者として、林毅夫氏は16日に開かれたフォーラムで、「公共インフラ施設の整備から着手する新農村作りは、ゆとりのある社会を全面的に構築するための必要な内容である。2020年、ゆとりのある社会が確立されれば、新農村作りの役割も完了する」と発言した。
このフォーラムに出席した他の専門家は、「農民の経済能力が低いため、インフラ施設を整備するための巨額の資金を出しにくいので、中国政府は農業に用いる財政支出を増やすべきである」と指摘した。
「CRI」より 2006年4月17日