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世界先端レベルを目指し、自主開発を軸とする科学技術システム

北京・上海間高速鉄道は全線がシームレスで、枕木のみを使うレールを敷設し、レール、牽引機械、電力供給、通信、信号などのインフラ施設の建設に当たっては振動・騒音・電磁波の軽減、省エネなどの環境への配慮の措置を多く取ることになっている。全線では、防災、安全運行を保障するためのモニタリングシステムを整備し、世界の先端レベルに達する動力分散型電動車両編成を採用し、走行コントロール、操車指揮、情報管理、設備モニタリングなどを一体化した総合的なオートマチックシステムを導入することにより、高速、高発車頻度、快適性、高輸送力、時間通りの運行、高い安全性などの優位性を備えた近代的な旅客輸送システムを目指すものである。

北京・上海間の高速鉄道は、全線が閉鎖の方式で、踏み切りも立体交差橋を建設する予定であり、最大限に沿線の市民の生活の便宜や運行の安全性を確保することになっている。また、東部地域の貴重な土地資源を最大限に節約するため、全線では、できるだけ高架橋を多用し、土地の占用を少なくする方針である。

鉄道部筋の話によると、北京・上海間の高速鉄道の建設は自主開発を軸とするものであり、中国が自主的知的財産権をもつ世界先端レベルの技術システムの形成を目指している。線路、橋梁、トンネル、地下水施設などに関する技術は、専ら中国のオリジナルな開発に頼り、独立した技術基準の確立と自主な知的財産権の掌握を目指している。通信、信号、牽引、電力供給システムは、システムの統合開発を通じて、中国の旅客輸送専用線路システムの基準や需要を満たすことをねらっている。操車指揮と乗客サービスシステムの建設も旅客専用線路の要求に適応するよう自主開発を進めるになっている。高速車両の製造については、「先端技術を導入し、合同で設計・生産し、中国独自のブランドを確立する」という要請に基づいて、初期段階においては、「車両の10%が輸入される完成車、20%が組み立てられたもの、70%が国産のもの」というやり方を採用し、外国の技術を導入して吸収することを踏まえて2次革新を図り、世界の先端レベルの車両編成の国産化を目指すことになっている。

「チャイナネット」2006年4月18日

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