曾慶紅国家副主席は21日海南島のボアオで、「海峡両岸の経済関係と貿易に注目することは、両岸同胞の共同の利益に符合する。海峡両岸は対抗を捨て、チャンスを逃さず経済を発展させ、互恵の共栄を実現すべきだ」と強調した。
これはまもなく開催される2006年ボアオアジアフォーラムに参加するため海南島を訪れた台湾の両岸共同市場基金の肖万長会長と会見した際述べたもので、曾慶紅国家副主席は、「大陸側はいかなる者によるいかなる名義を設けての台湾の祖国からの分裂を決して許さない。広範な台湾同胞が大陸側と共に"台湾独立"に断固として反対し、その活動を阻止し、台湾海峡の平和を維持していくよう期待している」と述べた。
曾慶紅国家副主席はまた、「いかなる状況の下であろうと、大陸側は海峡両岸関係を平和的に安定して発展させていくという信念は変わらず、両岸の経済協力を促進し、両岸の共同の繁栄を求める決意は決して変わらず、台湾同胞の福祉のため実際に仕事をするという誠意と善意も変わることはない」と述べた。
「CRI」より 2006年4月22日