西安の建設現場で、工事中に重さ200キロの航空爆弾が掘り出された。現在、警察が安全を確保した上で移動し、廃棄を待っている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
爆弾が見つかったのは、西安市北部の郊外にある漢城街。掘削機で作業していたところ、突然、黄土の中から柱の形をした大型の物体が現れた。詳しく観察したところ、爆弾らしいと分かり、土木作業員らが素早く警察に通報した。
専門家の現場調査によると、この爆弾は重さ200キロ、長さ1.6メートル、直径30センチ。爆弾の表面はすでに錆びているが、まだ殺傷力があるとみられる。この爆弾は1930、40年代に、旧日本軍が中国を侵略した際、投下されたものの可能性があるという。
「人民網日本語版」 2006年4月25日