江蘇省東海県の古墓からこのほど、竜の図案が彫られた長方形の棺の一部が出土した。出土したのは棺の底の部分にあたり、長さ187センチ、幅55センチで、竜の図案の一部には金箔が残っている。同県尹湾村ではこのほど、考古学関係者が遺跡保護のための発掘調査を行い、銅鏡、玉器、古い貨幣などが出土した。この古墓は深さ7メートルで、東西の方向に横たわっている。前漢時代(前202年~後8年)に、夫婦の棺を一緒に安置した合葬墓とされる。
写真(1):古墓から出土した棺の一部。竜の図案が彫られている
写真(2):古墓から出土した銅鏡
「人民網日本語版」2006年4月27日