27日の山東省蓬莱市は、青い空と海を遠くまで見通せる好天に恵まれた。ところが午後4時ごろ、海から白い霧が立ち上り、だんだん深さを増しながら視界を覆い始めた。ふと気づくと、霧に包まれた丘の上から古い建物が顔をのぞかせている。さながら「雲に浮かぶ天上の宮殿」といった幻想的な風景に、居合わせた人々は夢見ごこちで眺め入った。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。
「人民網日本語版」2006年4月29日