ユネスコにより世界文化遺産に指定された河北省の承徳避暑山荘は、昔から「山荘とは名づけられてはいたが、その趣は実は水によって表現されている」と見られている。こうした避暑山荘の往時の姿を取り戻すため、2002年4月から、導水工事が実施されることになった。4年経った今、工事が順調に完工し、避暑山荘の湖の面積は1万3000平方メートルに達し、陸地の観光面積も3分の1増えることになった。
「チャイナネット」2006年5月24日