北京市専業気象台は29日、市民の暑気払いに役立てようと「ビール指数」の発表をスタートした。初日の29日は、最高気温が33度まで上がる「ビール日和」となり、ビール指数は最高の5級に。5級の場合、自分の酒量の7割以上を飲むのに適した気象条件という。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
市気象局のベテラン専門家、張明英さんによると、「ビール気象指数」は、「快適度指数」、「早朝運動指数」、「洗車指数」などと同じく、気象台が日常生活の便のために発表する生活指数の一つ。夏のビール指数は市民生活に役立つ情報と見込まれる。ビール指数はビールの消費を促すためものではなく、どのような気象状態でビールの売上が伸び、また減少するのかという客観的な傾向を示すものだという。住民は、どのような気象条件でビールを飲むのがふさわしいか、知ることができる。
ビール指数は5段階に分けられる。各段階の定義は次の通り。
1級:自分の酒量の2~3割程度を飲むのに適した気象条件。温かいビールなら、1~2割多めに飲める。
2級:酒量の4~5割が適量。
3級:酒量の5~6割が適量。
4級:酒量の6~7割が適量。
5級:冷えたビールを酒量の7割以上まで飲んでも爽快感が得られる。ただし、飲みすぎにはくれぐれも注意すること。
人民網日本語版」2006年5月30日