5月29日、中国外交部領事司の領事保護処の創立式が行われ、中国外交部の李肇星部長が式典に出席し、あいさつを述べた。
李肇星部長は「中国共産党中央委員会、国務院は海外に滞在している中国公民および法人の合法的な権益の保護を非常に重視しており、領事保護の仕事を上手に展開することは、新しい時代における外交の重要な課題であり、外交部が「人間をもって本として、人々のために執政する」という重要な思想を実行する具体的な措置でもある。領事保護の仕事は人々の需要を満たすものであり、時代の要請でもある」と語った。
李肇星部長は、外交、領事の従事者は真剣に学習し、着実に仕事を繰り広げ、仕事に従事する際にイノベーションを行い、海外華人・華僑のために全力を尽くし、「科学的な発展観」の導きのもとで、「人々のために執政する」、「調和の取れた社会主義の社会を構築する」という角度から、中国の特色のある領事保護の道を切り開くよう求めた。
当面の領事保護の新しい状況に対応するため、中国外交部は領事司に領事保護処を初めて設立し、中国の海外公民と法人の合法的な権益の処理に専従することになっている。当面、領事保護処は仕事に取り掛かっており、東ティモールから華人、華僑を一時的に撤収させる仕事に取り組んでいる。
「チャイナネット」 2006年5月31日