上海京劇院の一行65人による日本巡回公演「楊門女将-楊家の女将軍たち-」が、日本経済新聞社などの主催により、5月25日~6月14日の日程で行われている。会場は東京、福岡、大阪、名古屋などで、全24回公演。6月4日、東京芸術劇場での16回の公演が終了した。観客の評判は上々という。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。
京劇「楊門女将」は宋代(960~1279年)に活躍した楊一族の女性将軍たちを描いた物語「楊家将演義」を基にしたもので、変化に富んだシナリオと個性ある登場人物が魅力。過去50年の公演で、人々を魅了しつづけていた。
今回日本に赴いた一行は、アクション女優の史敏や三枚目役の厳慶谷など8人の国家一級俳優を含む、豪華メンバー揃いとなっている。
公演の主催は日本経済新聞のほか、京劇公演に長年携わってきた財団法人・日本青少年文化センター、テレビ大阪、テレビ愛知、西日本新聞社など。中国側は人民日報、中日新聞社が共催する。特別協賛企業はキヤノン、全日空、松下電器、東芝など。
「人民網日本語版」 2006年6月8日