中国は7月1日から、輸入自動車と関連部品の輸入関税率を引き下げる。今年2度目の引き下げとなる。世界貿易機関(WTO)加盟時の、関税引き下げに関する約束に基づく措置。すでに国務院関税税則委員会の審議を通過し、国務院の承認を受けている。
財政部によると、乗用車、オフロード車、マイクロバスの完成車は関税率が28%から25%に、車体、車台(シャーシー)、ガソリンエンジン(中・小排気量)は13.8%~16.4%から一律10%に下がる。これにより、自動車・関連部品の輸入関税引き下げに関するWTO加盟時の約束が、すべて履行されたことになる。
「人民網日本語版」2006年6月16日