国家発展改革委員会エネルギー局の徐錠明局長はこのほど「2006年中国国際エネルギー戦略発展・投資サミット」に出席した。徐局長は同サミットで、中国初となる国家石油戦略備蓄基地4カ所の中で、鎮海基地が完成間近となり、ほかの3カ所も建設が進んでいることを明らかにした。
中国は2004年、石油供給が途絶えることによるリスクを回避するため、国家石油戦略備蓄基地を建設する計画を立てた。第1段階として建設されている4カ所の基地はそれぞれ、浙江省寧波市鎮海、同舟山市岱山、山東省青島市黄島、遼寧省大連市。この中で最初に完成するのは鎮海基地で、完成予定は今年8月となっている。
「人民網日本語版」 2006年6月17日