中国国家統計局が24日発表したデータによると、全国の100の主要工業業種の「業績トップ10企業」の利益の合計を見ると、石油・天然ガス採掘業の昨年の利益は2406.6億元に達し、二位の鉄鋼業の445.4億元を大きく上回ることになった。
国家統計局が2005年の100の主要工業業種の「業績トップ10企業」1000社に関する情報を公表した。石油・天然ガス採掘業、鉄鋼・圧延・加工業の利益が突出したものであるほか、電力供給、巻きたばこ製造、通信設備製造、電力生産、自動車製造業の利益もかなり高いものとなっている。
地域分布から見ると、これら「業績トップ10企業」1000社は主に東部地域に集中しているが、西部地域も急速な伸びを示している。2005年の「業績トップ10企業」の中で、東部に分布しているのは762社で、昨年に比べて9社減り、中部は110社で、同13社減り、西部は128社で、同22社の増加となっている。山東、広東、江蘇、浙江、上海の「業績トップ10企業」は合計585社となっている。
統計データによると、2005年には、この「業績トップ10企業」1000社が6357.2億元の利益を実現しており、工業利益全体に占める割合は42.9%にのぼり、総資産利益率は工業業種の平均水準の2.4倍、全従業員労働生産率は平均水準の3.2倍、1人当たりの利益は平均水準の7倍となっている。
「チャイナネット」2006年6月27日