旧日本軍による細菌戦の中国人被害者約100人を原告とする対日訴訟原告団は25日、浙江省義烏市で、日本側弁護団の一瀬敬一郎事務局長とともに、第三審を行う日本の最高裁判所に対して公正な審理を行うよう呼びかけた。原告団は、一審、二審と続けて敗訴したものの、日本の裁判所が司法判断の形で旧日本軍による細菌戦の事実を認めたことを重視し、「この点については日本政府も否認するわけにいかない」と指摘する。
写真:原告団の何亦民さん(左)と何占友さん。
「人民網日本語版」2006年6月27日