陝西省にある黄河の滝「壺口瀑布」では、連日の炎天下、河岸の岩の上に巨大な氷塊が残っているのが見られる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
ここ数日、黄土高原一帯の最高気温は35度を超え、壺口瀑布の河岸の岩も焼け付くような熱さだ。しかし、岩の上に残る高さ5~6メートル、長さ20メートルの泥だらけの氷に寄ってみると、ひんやりと心地よい空気に包まれる。
壺口瀑布風景区の管理スタッフによると、昨年冬に例年より多くの河水が凍ったため、今でも氷が融けきれずに残っている。通常は6月上旬には氷がすべて融解するが、今年は7月末になる見通しという。
写真(1):氷の上に積もった泥を取り除く壺口瀑布風景区の作業員ら
写真(2):迫力満点の壺口瀑布
「人民網日本語版」2006年6月29日