牛乳の普及を目指す大型キャンペーンが先月30日、江西省でスタートした。中国乳業協会、国家学乳弁公室、国家公衆営養発展センター、乳製品大手の蒙牛乳業などが共同で実施するもので、スローガンは「毎日1本(500グラム)の牛乳を飲んで、たくましい中国人になろう」。蒙牛が同省の貧困地域の小学校500校に、それぞれ牛乳1年分を寄贈する計画で、井崗山市の寧岡希望小学校では、同日より生徒約200人に毎日新鮮な牛乳が無償提供される。
蒙牛の楊文俊総裁は「その他の499校でも続々と寄贈を実施する予定。蒙牛は今回の公益事業を通じてより多くの社会資源を吸収し、牛乳普及キャンペーンに協力していきたい」と話す。
中国人の乳製品摂取量は2005年は平均21.7キロで、世界平均の約20%。特に農村の一人当たり摂取量は都市部住民のわずか1割にすぎない。
「人民網日本語版」2006年7月4日