黄河水利委員会は5日、黄河中流の小浪底ダムで行われていた、5度目の「調水調沙」作業が3日の午前8時に終了したと発表した。「調水調沙」とは水門を開けて大量の水を流し、下流域に堆積した土砂を海まで押し流すという放流作業。6月15日から実施されていた今回の放流で、下流に堆積していた6011万トンの土砂が海に流れた。この間、小浪底ダムの放水量は毎秒3700立方メートルを記録、放流時間・放水量ともに過去最高となった。
「人民網日本語版」2006年7月6日