中国海洋石油有限公司は11日、渤海湾での資源調査で新たに石油・天然ガス資源を発見したと明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
資源が見つかったのは遼東湾の「旅大6-2-1」海域。水深約30メートルで、ボーリングの深さは2395メートル。調査では、直径7.14ミリのチョーク(絞り機構)を使って試掘が行われた。推定日産量は、原油620バレル余り、天然ガス約7千立方メートル。
渤海湾は、中国近海の中でも石油・天然ガスの埋蔵量が多い場所とされ、資源の大半は中国海洋石油が権益を持つ。昨年末現在、同社が権益を持つ渤海湾の資源(確認埋蔵量)は、石油換算で10億バレル相当、日産18万7千バレル相当に達した。
「人民網日本語版」2006年7月11日