国土資源部は13日、南中国海の珠江河口沖で大量の天然ガス資源が見つかったと明らかにした。埋蔵量は推計で1千億立方メートルを超えるとみられ、中国近海で見つかった天然ガス田としては最大級となる。
中国は同海域で地球物理学的な調査や調査海域の評価を進め、国内では初めてとなる水深1千メートルの調査井「LW3-1-1」を設定。人工地震による調査で収集した二次元データから、同海域の天然ガス資源が1千億立方メートルを超えると推算している。今回の調査で、南中国海には大量の石油・天然ガス資源が眠っており、中でも珠江河口沖の窪地「白雲凹陥」に資源が集中していることが明らかになった。
「人民網日本語版」2006年7月14日