第47回国際数学オリンピック(IMO)大会が7月17日、スロベニアのリュブリャナで閉幕した。中国の6人の選手全員が金メダルに輝き、214点で団体総得点で一位となった。ロシアと韓国はそれぞれ174点、170点で二位と三位に甘んじた。
今回の大会において、すべての代表選手のなかで金メダルを獲得した選手数は42人、銀メダリストは93人、銅メダリストは99人。中国チームは二位のロシアチームより40点もリードして、総得点一位となった。
90ヵ国・地域の498人の選手が大会に出場し、中国香港特別行政区、中国台湾省、中国澳門特別行政区も選手を派遣し、それぞれ金1銀3銅2、銅2、金1銀5の成績となった。
国際数学オリンピック大会は毎年、前回と異なる国や地域で開催され、世界各国の数学的才能に恵まれた高校生を発見し、その才能をさらに伸すための最高レベルの数学大会である。1986年いらい、中国は累計13回も国際数学オリンピック大会団体総得点一位に輝いている。
「チャイナネット」 2006年7月19日