「環北部湾経済協力フォーラム」が20日午前、広西チワン族自治区の南寧市で開幕した。国務院西部開発弁公室、財政部、中国人民銀行(中央銀行)、国務院発展研究センター、人民日報社、アジア開発銀行、広西チワン族自治区政府が主催する。
ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ベトナム、日本、韓国、および広西チワン族自治区、広東省、海南省など中国7省(自治区)から、政府関係者、専門家、有名企業の代表ら160人余りが集まった。「中国・東南アジア諸国連合の新たな成長軸の共同構築」をテーマに、北部湾(トンキン湾)地域の協力問題を話し合う。
組織委員会は「今後毎年1回フォーラムを開催し、長期的な、開かれた研究・交流・宣伝の場にしていく。これは拡大地域協力の深化、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の経済貿易協力のさらなる緊密化、ASEAN諸国の経済力の向上に、プラスの深い影響をもたらすだろう」と強調する。
フォーラムでは、主催者側による「環北部湾協力フォーラム議長声明」の発表も予定されている。
「人民網日本語版」2006年7月21日