胡錦濤国家主席(中国共産党中央委員会総書記)は22日、朝鮮の一部地域が深刻な洪水に見舞われたことを受け、朝鮮労働党の金正日総書記(国防委員会委員長)に見舞いの電報を送った。新華社が伝えた。
胡主席は電報の中で「朝鮮の一部地域が深刻な洪水に見舞われ、人的・経済的に重大な損害を受けたと知り、中国共産党と中国政府を代表し、金総書記と被災地の人々に心からお見舞い申し上げる。金総書記や朝鮮労働党、朝鮮政府の指導により、被災地の人々が必ずや災害による損失を克服し、ふるさとを再建できると信じている」と述べた。
朝鮮中央通信社の21日付け報道によると、朝鮮各地は10日から16日にかけて豪雨に見舞われ、数百人が死亡または行方不明となった。家屋や公共施設の損壊されたほか、道路や鉄道、橋梁などの交通が寸断されており、人的・経済的に重大な損害が出ているという。
「人民網日本語版」2006年7月23日