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劉淇氏が語る北京五輪(1) 入場料は国情考慮を

2008年北京五輪の開催まで、まもなく残り2年に迫る。中国共産党中央政治局の劉淇委員(北京市委員会書記、北京オリンピック組織委員会主席)が、主要な全国メディアによる共同インタビューに応えた。記者との一問一答は次の通り。

――2008年五輪の入場券に内外の関心が集まるが、発売できるのは何枚か。価格設定は高くなるのではないか。

販売可能な2008年五輪の入場券は大体700万枚以上だが、今後変動もありうる。入場券の価格設定の原則として、国情を充分に考慮する。なるべく多くの人が会場で観戦できるようにしたいので、入場料は低く抑える。開閉会式や一部の決勝戦を除き、多くを低い価格に設定する。また、五輪参加計画を立ち上げており、より多くの学生に観戦のための入場券を確保したいと考えている。こうした入場券については、一応は形式的に料金を設定するが、特別に低い価格に抑える。入場料を払えないために青少年が観戦をあきらめる、といったことは起きないだろう。

入場券の販売ルートについては、それぞれの国・地域のオリンピック委員会が予約と発売を行う。中国国内の販売会社は1社で、価格や発売プランの詳細は、国際オリンピック委員会(IOC)の承認を待って公表される。今年9月には、購買優先権をもつ顧客への先行販売を行い、来年の上半期から一般向けの販売が始まる見通し。

「人民網日本語版」2006年8月7日

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