安徽省黄山市徽州区の呈坎村には、伝統建築20棟が残っており、国務院から国の重要文化財に指定されている。歴史、建築技術、芸術のいずれの面から見ても価値の高い建物だが、個人の住宅として使用されているため、補修費用の負担などの問題もあり長年手入れが行われておらず、倒壊の危機に直面している。関係部門による効果的な保護措置が待たれる。
写真(1):呈坎村に残る建物「石柱庁」の外壁。危険なため、注意を呼びかける札がかけられている=8月8日撮影
写真(2):「石柱庁」の朽ちかけた木製の梁や柱=8月8日撮影
「人民網日本語版」2006年8月9日