ヨルダンのフスニー・アブー・ゲイダ外相代行(公共事業・住宅相)はアンマンで9日、中国の孫必干・中東問題特使と会見し、パレスチナ・イスラエル衝突の政治解決を中心に、地域情勢について意見を交換した。
孫特使は、パレスチナ・イスラエル情勢に対する中国側の見解を伝え、双方の即時停戦が、緊張を緩和し、さらなる人道上の悲劇を防ぐ重要な基礎であると強調した。また「中国とヨルダンは地域情勢について多くの観点を共有している。中国は地域問題におけるヨルダンの役割を非常に重視している。ヨルダンを含むアラブ諸国との意思疎通と協議を強化し、地域の危機の緩和に向けて努力したい」と述べた。
孫特使は同日夜にヨルダンを発ち、イスラエル、パレスチナ、エジプト、サウジアラビアを訪問する予定。
「人民網日本語版」2006年8月10日