中国科学院水工程生態研究所と武装警察宣昌市分隊は6日、長江三峡プロジェクトの第3期工事として行われる上流の仮締切堤(コファーダム)の爆破撤去を前に、長江に生息する魚類への被害を抑えるため、魚を避難させた。超音波技術を使い、爆破の2時間前に魚群を安全な場所へ追いやった。三峡ダム付近は、長江の稀少魚類が集中している場所として知られる。
写真(1):三峡右岸ダムの上流側、仮締切堤の付近で魚を追い払う準備をする科学研究従事者
写真(2):爆破用の配線を確認する発破専門家
「人民網日本語版」2006年6月6日