第5回中国国際設備製造業博覧会(製博会)が瀋陽市で29日に開幕し、銀色をした2体の留守番機能つき知能ロボットが注目を集めた。中国初の独自開発パーソナルロボット、「亮亮」と「月月」だ。
ロボットの身長は80センチメートル、体重は25キロ。「亮亮」と「月月」は携帯電話による操作で家中を巡回し、外出中でもロボットに設置されたライブカメラからいつでも室内の状況を観察できるという。室内で火災発生、ガス漏れなどの危険な状況が発生すれば、すぐに主人の携帯電話に警報が送信される。取材時、技術者に教えられた番号宛てに試しに「家の状況」という携帯メールを送信してみたところ、「月月」の胸にあるタッチパネルが光り、すぐに記者の携帯に「現在の室内温度は30度、湿度は60%です。室内は全て正常、安心してお仕事をしてください」との返信が返ってきた。
「人民網日本語版」2006年8月31日