吉林省長春市で開かれた第2回北東アジア博覧会で、トウモロコシを原料とするプラスチックが展示され、エネルギーと環境保護の面から注目を集めている。この新種のプラスチックは上海の同済大学と生物科技有限公司が共同提携して開発したもの。この技術は細菌を発酵させたトウモロコシから乳酸を取り出しポリ乳酸を作り、そこからプラスチックを生成する。
「トウモロコシ・プラスチック」の応用範囲は広く、包装材料、日用品、繊維、農業用ポリフィルム、医療用材料など国内の多くの分野で活用されることになる。
「人民網日本語版」2006年9月5日