「マスター・インデックス(Master
Index)観光指数」が2006年5月中旬から6月初にかけて行った調査の結果によると、アジア・太平洋地域のビジネス観光業のランキングは、香港特別行政区はわずかな差でシンガポールに次いで三位となった。中国大陸部は疑う必要もない優位で一位に輝いた。
同調査は13ヵ国の都市部の消費者の5400余人を対象とし、80%のビジネス旅客は「アジア・太平洋地域への観光が最も頻繁である」と答え、「ヨーロッパ」や「アメリカ」と答えた旅客の数を大幅に上回った。そのうち、中国大陸部と答えた旅客は28%で、シンガポールは19%、香港は15%で三位となっている。
調査事務担当であるマスターカード・ワールドワイド(Mastercard
Worldwide)アジア太平洋地域首席経済顧問の王月魂氏によると、中国大陸部の人気はアジア・太平洋地域のビジネスニーズをもたらすことになっている。また、香港特別行政区の人々の観光慣習はそれほど変わらなく、香港の人々にとって日本は相変わらず最も人気のある観光地となっている。観光地の地元の記念品や工芸品は香港の人々にとって最も購入したいものである。
また、2006年下半期の香港観光市場に対する予測によると、向こう6ヵ月間に香港に赴く外国観光客の数は330万に達すると見られている。
「チャイナネット」 2006年9月14日