国家観光局の邵琪偉局長はこのほど米国で、中国と米国は双方の観光事務協議を進めており、米国はまもなく中国人にとって観光目的地の一つとなる見通しとなったことを明らかにした。国家観光局の公式ウェブサイトが17日伝えた。
これについて関連の旅行代理店は、米国が観光目的国となれば、米国観光の価格は大幅にダウンし、ビザの取得率が高まるだろうとした。中国旅行社総社出入境公司の王蘇琦総経理(社長)の話によると、旅行代理店が処理する米国行きの観光ビザ申請数はこのところ増加しており、許可率はすでにいくらか高まっているという。今年1~6月の許可率は90%になり、特に学生ビザの許可率の上昇が著しい。
これまでは、値段が非常に高いことと米国へのビザ手続きが煩雑なことから、中国国民が米国へ行く場合は仲介業務を行う少数の旅行代理店に処理してもらうしかなかなかったが、それでも値段は高く、手続きも面倒なことに変わりはなかった。
「人民網日本語版」2006年9月18日