1935年、延安は洞穴式住居がいたるところにある小さな町だった。当時の中国共産党指揮下の紅軍がこの年に勝利を収め、陝北呉起鎮 (現在の延安呉起県)に到着した。それ以来13年間、延安は中国革命の中心地であり、最高司令部の所在地だった。新中国成立後、延安の人々は何代にもわたって、党と政府の指導の下、「延安精神」を発揮し、美しい街を建設してきた。近年、延安市の国民経済と社会事業はスピード発展を遂げた。かつての洞穴式住居の町、延安は今、高層ビルが林立し、交通が発達した近代的な都市へと生まれ変わった。
写真(1):陝西省延安市の洞穴式住居を改造したホテルの夜景 =7月7日撮影
写真(2):陝西省延安市市区の鳥瞰図=7月8日撮影
「人民網日本語版」2006年9月19日