北京日本学研究センターによる第2回大平正芳記念財団優秀論文受賞式が22日、北京外国語大学で行なわれた。今年度受賞者は張静さん、徐軍江さん、周書林さん、劉蘇さん、李娜さんの5人の修士生。北京外国語大学外事処の苑建華処長、大平財団の大平知範(大平正芳元首相の孫)代表、国際交流基金北京事務所の藤田安彦所長、日中協会の白西紳一郎理事長などが受賞式に出席した。
苑建華処長は挨拶で以下のように述べた。
北京日本学研究センター設立20週年にあたる2005年、大平財団は日研センターの学生たちの日本研究を支えるために、日本研究優秀論文賞を設立した。これらは全て大平正芳氏の遺志を継ぐものだ。中国に「井戸の水を飲むとき、その井戸を掘った人を忘れるな」という言葉があるように、私たちは永久に大平正芳氏のことを忘れることはない。
写真(1):参加者と記念撮影をする受賞者の学生3人。
写真(2):受賞者の学生3人(張静さん、徐軍江さん、周書林さん)。
「人民網日本語版」2006年9月23日