新疆ウイグル自治区の「怪石溝」景観エリアは博楽市から北東48キロ、アラ峠の南西26キロのアラトウ山の丘陵地帯にあり、ジュンガル盆地の著名な「アイビ湖」と隣接している。面積は230平方キロで、実物の形に似て奇岩怪石で人々によく知られており、中国西部でも珍しい「奇岩怪石の景観」である。赤褐色の花崗岩ははげしい風化作用でさまざまな姿をもつものとなった。サイ、ラクダ、マンネンダケ、キノコと、数え切れないほどの形で、観光客の想像力によって同じ石に対してもそれぞれのイメージを湧き出すにちがいない。
「チャイナネット」2006/09/28