国家外匯管理局は10月6日、2006年上半期の中国国際収支報告を発表した。上半期の中国国際収支は経常項目、資本・金融項目ともに黒字を達成したほか、外貨準備高はやや早いスピードで成長した。外貨準備高は2006年6月末、昨年末に比べて1222億ドル増加し、9411億ドルに達した。
同報告によると、中国の上半期経常項目黒字は916億ドルで、うち、貨物項目は800億ドルの黒字、サービス項目は57億ドルの赤字、収益項目は37億ドルの黒字、経常移転収支は136億ドルの黒字となっている。上半期の資本・金融項目黒字は389億ドルで、うち海外企業の直接投資による流入は310億ドル、証券投資による流出は292億ドル、その他投資による流入は352億ドルとなっている。
「人民網日本語版」2006年10月7日