「中国高校生短期訪日プログラム」第三陣の中国高校生訪日団歓送会が昨日(10月9日)、北京21世紀飯店で催され、日本大使館広報文化センターの主任をつとめる井出敬二公使が歓送会に出席し、挨拶の言葉を述べた。
井出敬二公使はまず前日の安倍首相と昭恵夫人の訪中を高く評価し、これが中日友好関係を促すに違いないと信じている。そして、井出敬二公使は一時間半の時間を利用して、地理、歴史、食生活、憲法などの面から日本の事情を詳しく説明し、高校生たちの質問を親切に答え、高校生たちが将来の中日友好関係の発展を担うよう期待を寄せている。
安倍首相の訪中を高く評価している井出敬二公使
日本説明会を真面目に聞いてる中国高校生たち
公使に質問する中国高校生
中国高校生と親切に交流している公使
伝えられるところによると、中国高校生の短期訪日プログラムは、「中日21世紀交流事業」の一環で、日本外務省によって実施、日中友好会館によってアレンジされ、日本国民が大いに支持する活動であり、中国高校生の日本における生活や交流などの直接体験を通じて、両国の高校生、ひいては両国の国民がお互いに理解し、特に両国の青年たちの間で信頼関係を築き上げ、両国の永遠な友好関係を発展させる基礎を打ち固めることを目指しており、今年から実施している事業である。
今回中国から200人の高校生が派遣され、これらの高校生は10月10日から18日にかけて、日本を訪問することになっている。その詳しいスケジュールについては、日本に到着してから、訪日団はまず外務省に訪れ、中日友好シンポジウムに参加することになり、そして愛媛県、岡山県、兵庫県、京都府及び大阪府に赴き、日本の高校生と共同で授業を受け、課外クラブに参加することになっている。最後日本の高校生の家でのホームステーしたり団体合宿をしたりして、日本の高校生との交流を深める旨である。
これまでに、合計で500人の中国高校生が日本に招致され、これらの高校生は2陣分けられ、それぞれ今年の5月16日から24日まで、8月21日から29日まで訪日した。今年の秋から来年の3月まで、日本外務省はまた二つの訪日団を招くことを予定しており、訪日総人数が1100人に達することを目指している。
「チャイネット」2006年10月10日