税関総署が11日発表した最新のデータによると、今年1~8月期、自動車の輸入台数は14万7000台に達し、前年同期に比べ56.1%増加した。うち乗用車は6万9000台(同55.6%増)、オフロード車は5万9000台(同51.8%増)だった。
同期の自動車輸入額は48億4000万ドル(同71.8%増)に上った。このことは輸入自動車の平均単価の上昇を示している。データによると、排気量3リットル超の乗用車とオフロード車の伸びが、3.0リットル以下の車種を大きく上回っており、高級車とオフロード車が輸入自動車の主力になったことがわかる。
同署の分析によると、現在国内では大排気量の乗用車とオフロード車が供給不足気味である一方、消費者の購買力は旺盛で、輸入車の急増を招いている。オフロード車の場合、民間の鉱山主や不動産業者、娯楽施設の経営者などがハイエンド製品の主な購買層になりつつある。
「人民網日本語版」2006年10月12日