中国農業部によると、今年、中国では農業税が全面的に廃止され、農民の負担が軽減された。農村税制改革実施前の1999年に比べて、1人当たり140元相当の負担が軽減されたという。
これは、17日北京で開かれた第4回中国国際農産品商談会で明らかにされたもの。
中国政府は、今年1月1日から農業税条例の廃止を決定し、9億人もの農民が、農業税や不合理な料金を支払うことがなくなった。これにより、中国で2600年あまり続いた農業税の徴収に終止符が打たれた。また、今年に入って、中国政府は農民への優遇政策の実施に力を入れ、ディーゼル・オイルや化学肥料の価格高騰を効果的に抑えてきた。
「CRI」より2006年10月18日