黄菊副総理(中国共産党中央政治局常務委員)は19日北京で、「中国政府はこれまでのとおり、WTO加盟時の約束を履行し、保険業の対外開放を推進していく」と語った。これは黄菊副総理が19日に開かれた国際保険監督官協会の第13回年次総会の開幕式で述べたものである。
中国保険業の現状と今後の発展を言及すると、黄菊副総理はまた「保険業は中国の金融分野では開放の度合いの最も高い業界であり、中国市場へ進出する外国資本に対する地域的な制限がなくなり、業務範囲もほとんど開放されている。このほか、中国政府は、条件の整った中国の保険会社が外国で営業機構を設置し、外国の保険会社との交流及び協力を強化し、共に発展していくことをサポートする」と述べた。
「CRI」より2006年10月19日