中国で計画出産政策(一人っ子政策)実施後に生まれた「一人っ子」の第一世代が親になる年齢となった。上海で成人に達した一人っ子4800人に対して実施したアンケート調査によると、同政策を考慮に入れない場合、希望する子供の数は平均1.46人だった。調査対象者のうち50.11%は子供は2人、45.66%は子供は1人を希望しており、子供を持ちたくないという人は約4%にとどまった。「上海新聞晨報」が伝えた。
同調査によると、子供2人を希望した調査対象者のうち、一男一女を希望する人は67.81%、性別はどちらでもよいとしたのが31.07%、2人とも男の子または2人とも女の子を希望する人は非常に少なかった。まだ子供がいない人のうち、55.63%が24~27歳、32.88%が28~31歳、9.81%が23歳前に子供を持ちたいとした。
上海市人口と計画生育委員会の統計によると、全市の18歳以上の一人っ子は現在約140万人と推定される。
「人民網日本語版」2006年10月19日