注目を集める中央国家機関公務員試験の申込み受付が24日締め切られた。各採用予定機関は大急ぎで受験者が提出した資料の最終審査を行っている。

100万人が申し込んだ2005年の中央国家公務員試験では、51万人が資格審査を通過、受験費用を納めて受験したのは36万5千人にとどまった。最終的な採用者は1万282人。今年は89の中央機関および直属機関が1万2千人を公募した。今年の申込みはすべてネット上で行われ、スピードと手軽さが上がった。最終的な倍率は受験者が費用を納め、試験に参加する段階にならないと分からない。現段階の予想では、昨年より若干高い倍率となる。

10月25日午後3時現在で一番人気の職は国家広播電影電視総局人事教育司幹部の人事管理で、募集人員2人のところに8814人の申し込みがあり、倍率は4407倍。また、中央弁公庁秘書局の2つの職の倍率も1200倍に達した。一方で人気のない職もあり、公安部は受付を開始して4日目に1人が審査を通過したのみ、地震局、気象局なども相変わらず申込みが少ない。

「人民網日本語版」2006年10月26日