中国伝媒大学動画学院の呂学武院長は、このほど北京で行なわれた北京文化創意産業国際フォーラムで、「現在、中国にはアニメ商品の消費者が約5億人おり、うち3億2千万前後が青少年だ。この巨大な市場ニーズが中国にアニメ産業成長ブームをもたらすにちがいない。今後3年から5年はその黄金期で、市場規模は約1千億元になるだろう」と述べた。
今年の国慶節(10月1日、建国記念日)からの休暇期間前後、北京、上海などの大、中都市では22のアニメ関連のイベント、10のアニメフォーラム・交易会が行なわれた。国家広播電影電視総局(放送事業部門)は、すでに国家級のアニメ産業拠点15か所を命名している。このほか、約50都市では、第11次五カ年計画(2006~10年)期間に、アニメ・ゲーム産業を大きく発展させる計画が出されている。
「人民網日本語版」2006年10月31日