南京大学鼓楼キャンパス内にあるジョン・ラーベ氏の旧居が31日、改修を経て「ラーベと国際安全区記念館」、「ラーベ・平和と和解研究交流センター」として正式に開放された。旧日本軍の南京大虐殺時、ドイツのシーメンス社の駐南京代表であったラーベ氏は国際安全区委員会を設立し、約1万人の中国人難民を救った。また、南京大虐殺をありのままに記した2400枚に及ぶ「ラーベ日記」を書き残している。
「人民網日本語版」2006年11月1日