外交部の2日の定例会見で、劉建超報道官が質問に答えた。
――朝鮮は一貫して米国に金融制裁の解除を求めてきたが、今回米国がこの条件を満たさないまま6カ国協議への復帰に合意した。これは朝鮮が譲歩したということか、それとも中国の対朝制裁によるものか。
中朝米3カ国首席代表の非公式協議で、朝米両国は双方が関心を抱く金融問題について自国の立場を表明し、一定の柔軟で建設的な姿勢も示した。両国は6カ国協議の枠内で、共同努力によって金融問題を議論し解決することで了解に至った。われわれは、この問題において朝鮮と米国が建設的な姿勢を示したことを称賛し、歓迎する。
「人民網日本語版」2006年11月3日