このほど、北京大学の五輪関係実習生の始業式が行われた。北京大学の21の学院や学部からなる96人の2006年クラスの院生たちが五輪関係実習生の資格を獲得し、これで北京大学における五輪関係実習生のトレーニングがスタートした。すべての実習生は、2008年8月にメディア運営部と体育施設管理部に配置され、北京五輪期間に働くことになっている。
今年9月、第29回五輪組織委員会は、北京の16カ所の大学と五輪関係実習生協力覚書に調印した。五輪関係実習生は、大学と北京五輪組織委員会の協力育成トレーニングによって、いくつかの基礎課程、専攻課程及び五輪関係知識の勉強を終了した後、実習の段階で北京五輪組織委員会がすすめる五輪の準備や開催とかかわりのある仕事に就くことになっている。
北京五輪組織委員会は、法律、外国語、メディア、物流など9つの専攻分野にわたる706人の五輪関係実習生の育成計画を練り上げており、そのうち、院生は446人、学部生は118人、短大生は142人。北京五輪組織委員会と北京市教育委員会の協議の結果、北京大学、清華大学、中国人民大学、北京師範大学、中国政法大学等16カ所の北京の大学によって五輪関係実習生の育成に取り組むことになった。
「チャイナネット」2006年11月7日