映画監督の張芸謀氏など3人が監督する「印象・西湖」が舞台稽古の段階に入った。来年3月には上演開始予定。「印象・劉三姐」「印象・麗江」に次ぐ国内第3弾の大型山水実景ショーだ。
印象西湖文化発展公司の王林総経理によると、「印象・西湖」は制作内容、ショーの雰囲気、色彩テーマにおいて、江南の特色を表現している。「水」を全体のテーマとして、雨の西湖、伝説の西湖、魚の西湖、ハスの西湖などを主要パートし、古くからの伝説と詩を融合させ、杭州独特の人文、歴史、自然環境の表現に力を入れている。
「印象・西湖」の舞台となるのは岳湖景区の水面。同景区は面積2.6平方キロメートル、西湖の9つの湖の中で北西の端にあり、やや独立する形でたたずむ。舞台も背景も本物の山や水を使う。杭州西湖風景名勝区管理委員会の朱堅平副主任は、西湖の環境に影響を及ぼさないために、ショーでは大きな音響を使用せず、観客にはイヤホンを付けてもらうようにすると述べた。
写真は「印象・劉三姐」と「印象・麗江」のスチール写真。
「人民網日本語版」2006年11月10日