外交部の定例会見で16日、姜瑜報道官が質問に答えた。

――国連人権理事会は15日、パレスチナの人権に関する決議を採択した。中国はどの票を投じたか。中国は、イスラエルの軍事行動がパレスチナ被占領地における人道上の危機を激化させたことを非難するか。

国連人権理事会は15日、パレスチナ被占領地問題に関する特別会議を開き、決議を採択した。中国政府は同決議に賛成票を投じた。

中国は、現在のパレスチナとイスラエルの緊迫した情勢に、深い憂慮を表明する。パレスチナ被占領地の人権状況の悪化と人道上の危機に、強い関心を抱いている。中国は軍事行動の即時停止をイスラエルに呼びかけるとともに、双方が関係方面の調停努力に協力し、情勢の一層の悪化を防ぐことを希望する。中国は引き続き関係各国と共に、問題の平和解決を促していきたい。

「人民網日本語版」2006年11月17日