夜間に規定違反の工事を行なった企業には今後最高20万元の罰金が、禁止区域でクラクションを鳴らしたドライバーには最高5千元の罰金が課せられることになる。北京市環境保護局が19日、明らかにした。
北京市政府はこのほど、新「北京市環境騒音汚染対策管理法」(以下、「管理法」と略)を審議、原則的に可決した。新「管理法」では、工事騒音、団地騒音、営業騒音などに対する規定が詳細に定められており、罰金額も引き上げられ、騒音を発する者は今後、高い罰金を支払うこととなる。
大音量スピーカーから四六時中聞える呼び売りの声は、北京の商店街では日常茶飯事となっているが、近隣住民にとっては最大の騒音だ。音響器材を利用あるいはその他の方法で騒音を発して客を呼び込む行為は、新しい管理法で明確に禁止されている。騒音が市民に迷惑となった場合、都市管理部門がその違法行為を止めさせるよう命令し、最高5万元の罰金に処することができる。
「人民網日本語版」2006年11月20日