第11次五カ年計画(2006~2010年)期間中に、中国の鉄道のトンネル総延長は3千キロを超える。うち、旅客専用路線のトンネル部分は1千キロ。20日開かれた2006年中国高速鉄道隧道国際技術交流会で明らかにされた。
鉄道部の盧春房副部長は、「高速鉄道のトンネル建造技術の革新と飛躍的向上は、現在の中国鉄道技術の進歩の重要な課題の一つだ。2005年末までに、中国では7500余箇所でトンネルが建造されたほか、鉄道のトンネル総延長は約4300キロになり、トンネルの数と長さで世界のトップとなった」と述べた。
昨年来、中国では11本の旅客専用路線の工事が行なわれ、累計の総延長は3000キロになった。注目を浴びた京滬(北京-上海)高速鉄道は近々着工される予定で、このほか約10本の旅客専用路線も数年以内の建設が計画されている。
「人民網日本語版」2006年11月22日