11月25日は「女性に対する暴力撤廃国際デー」だ。上海市が23日、4500余りの市民にサンプル調査を行ったところ、7%が「家庭内暴力(ドメスティック・バイオレンス=DV)を経験したことがある」とし、9%が「あったかもしれないが、家庭内暴力と呼べるかどうかわからない」回答した。「上海青年報」が伝えた。
家庭内暴力の原因には、夫婦間の感情の不一致、暴力をふるう側に心の病があることなどが挙げられ、それぞれ58%と53%を占める。夫婦いずれかの不倫が家庭内暴力にいたるケースも多く、51%を占める。
被害にあったとき通報してよいかという問いに対し、89%が通報するとしている。「家庭のことだから通報する必要ない」との回答は5%だけだった。
もし暴力を受けたときの対応について、12%が「断固として離婚する」、60%が「なんとかして暴力の原因を取り除く努力をする」としている。そのほか4%が「我慢する、手段はそれほど多くない」、2%が「相手を許すだろう」、1%が「黙って耐える」としている。
「人民網日本語版」2006年11月24日