農業部が870万元を投じて四川省甘孜蔵族自治州と青海省玉樹蔵族自治州で進めてきた、太陽光を利用した光熱エネルギープロジェクトがこのほど全面的に完了し、両自治州の11県88郷・鎮に暮らす牧畜業従事者2万2800世帯すべてに、太陽光利用のかまどが設置された。これは同部が農民を対象として計画した2006年のプロジェクト全15件のうちの一つだ。
関連部門の試算によると、太陽光かまど1台で年間1千キログラムの薪が節約できる。2万2800台では計2280万キロの節約になり、これは森林約760ヘクタールの材木蓄積量に相当する。
「人民網日本語版」2006年12月1日